宅地建物取引士の法定講習
こんにちは、東海住宅です。
事務員です!
宅建の資格を取ってから、早いものでもう16年が経っていました。
感覚では10年位かしらと思っていたので、月日の流れになんだかびっくりです。
有効期間(5年)の更新年が私の場合は本年に当たるようで、このたび法定講習を受けました。
講習内容は、
・宅地建物取引士の使命と役割
・改正法令の主要な改正点と実務上の留意事項
・紛争事例と関係法令および実務上の留意事項
・改正税制の主要な改正点と紛争事例および実務上の留意事項
でした。
個人的に一番印象的なのは、新型コロナによる変化です。
対面での密な交流が厳しいとされる状況下、物件案内や契約など対面での長時間交流が取引の上で主である我々は、それまでの接客方法から新しい形へと切り替えが必要になりました。
切り替えといえば、2020年施行の民法(債権関係)の改正も大きかったです。
宅建業法は毎年のように改正されていますが、何といってもこの民法改正は121年ぶりの見直しということで、切り替えがなかなか大変だった記憶があります。
宅地建物取引士であること
今回の講習の目的である「宅地建物取引士」についても、半世紀続いたという「宅地建物取引主任者」の名称からの変化には、慣れるのにしばらくかかりました。
ちなみに法定講習では、『宅地建物取引士であること』の認識について、毎度必ず時間を割いて言及されます。
国民生活の基本要素である「衣食住」の「住」の部分を担い、ひいては生命且つ財産に関連する宅地建物取引の根幹に関与する資格者として、
・取引の相手方の利益確保や安全保護
・宅地建物の流通の円滑化
という実務を、単に宅建業法上の「義務」という認識ではなく「社会的使命」に基づいて遂行するのだという自覚と責任感を持て
という内容です。
慣れも出てくるとついつい形式的な作業になりがちな実務ですが、こうして講習を受ける度にその重要性を改めて感じ、身が引き締まります。
この気持ちを忘れないようにしよう、と思いました。
あと、宅地建物取引士証の顔写真を見比べると、この5年の間に私、別人かな?ってくらい顔が丸くなってるので、真剣にダイエットしなきゃと思いました。