令和7年分の路線価が公表されました

052-916-3641

営業時間 9:00~18:00
定休日 火曜日・水曜日

最近の投稿

カテゴリ

アーカイブ

2025年07月03日

令和7年分の路線価が公表されました

7月1日に、国税庁より令和7年分の路線価が公表されました。

 
路線価は、国税庁が毎年7月に公表する「その年の1月1日時点における主要な道路に面した標準的な土地1平米当たりの評価額」です。

土地の価格が、その土地が面している道路(路線)ごとに設定されているので「路線価」といい、相続税や贈与税に関わる土地の評価額を算出する際に活用されてます。
 
↓↓↓
国税庁<路線価等の公表資料> 
 
路線価
令和7年(2025年)の路線価は、標準宅地の評価基準額では全国平均4年連続で上昇し、上昇率は前年比2.7%と、現在の計算方法になった平成22年(2010年)以降で最も大きくなりました。
 
都道府県ごとの状況でも、上昇都市が35に増加し下落都市も減少するとともに、これまで下落が継続していた都市で下落幅の縮小や増加に転じるなど、全国的な地価の上昇傾向が拡大しています。

 
円安の影響による海外からの不動産投資や、長野県/白馬村(+32.4%/全国トップ)、北海道/富良野市北の峰町(+30.2%)、浅草の雷門通り(+29%)など、インバウンド需要が高い観光地の好調が路線価を押し上げる一因であろうとみられています。
 
 
ここ愛知県の場合を簡単にまとめると、
 
●2.8%と4年連続で上昇したものの、上昇幅は前年の3.2%に比べ縮小
 
●上昇率が最も大きかったのは、名古屋市千種区今池1丁目の「広小路通り」(+14.3%)
 
●路線価が最も高かったのは、21年連続となる名古屋市中村区名駅1丁目の「名駅通り」
(1平米当たり1,288万円/変動率は前年から横ばい)

という結果になっています。

 
 
ちなみに、路線価の全国1位は、40年連続のトップ!! 

東京都中央区銀座5丁目の「銀座の鳩居堂前」で、1平米当たり、なんと「4,808万円」でした☆彡

2年前に路線価について書いた豆知識の記事(「土地には6つの価格がある?それぞれの違いや目的を説明」)を見てみたら、当時は1平米当たり4,272円だったので、2年で536万円も上がってる!

すごいですね、東京は・・・(◎_◎;) 
ページの先頭へ